皆さんこんにちは。
寿司好きの中小企業診断士、sushiです!
今回は初学者の方向けに2次試験合格を勝ち取る為のお勧め参考書をご紹介します。
参考書マニアの私からすると、他にもいっぱいあるんですが、比較検討する時間も貴重な時間となりますので今回はマストな参考書をあげさせて頂きます。
事例Ⅰ~Ⅲ
まず、診断士受験生の中ではド定番の1冊をお勧めします。
ふぞろいな合格答案
通称「ふぞろい」
今や受験生の中で持っていない人ほぼいないのでは?と思うほど人気です。
このふぞろいは、各大手予備校の過去問解説集や2次試験対策より恐らく人気です。
何故か?これには決定的な差別化がされています。
一応ご存知の方も多いと思いますが、中小企業診断士2次試験は、解答が公表されない記述試験です。
個人の各事例事の点数は開示請求を行う事で公表されるので、勿論採点はしています。
でも、予備校から毎年解答出てるはず?って思いますよね。
各予備校が出している2次試験の解答と解説はあくまで予備校独自の内容となります。
なので各予備校の解答を比較すると、全然異なる内容が書かれているケースもあります。
さて、どの予備校の解答を信じるべきか。
検証するには、膨大な量の解説を読まなくてはいけない・・・
2回目で試験迄、1年位あればまだしも、初学者では迷っている間に試験迄2ヶ月切っちゃいます。
※私がまさしくそうでした。
そんな時に、合格した人の答案の真似が一番近道じゃない?的な発想がこのふぞろいです。
このふぞろいは、合格した人たちの再現答案が載っています。
更に再現答案と、各事例の点数から分析した結果、この事例の問題で、このキーワード(例:相乗効果)が入っていたら「5点」等記載されているので、これを見ながら過去問の採点が出来ます。
予備校の過去問集の採点したら、設問によっては全然違う内容書いてて、ゼロ点かも。
って思う事ありますよね。
実際の点数も恐らく解答は一つでは無く、部分的に点数が入っていると思われます。
ふぞろいは、少数派の解答も例にあって、2点とかで入っている事多いのでモチベーションの維持にもなりますね。
SNS上では通称ふぞろい採点が流行っていて、キーワード型で採点して「何点でした!」とあげられている方も多いです。
初学者の方で時間が無い場合は、ふぞろい採点で合格者が使っているキーワード、文章の作り方を徹底的に真似する事をお勧めします。
事例Ⅰ~Ⅲはふぞろいだけで受かったという方もたくさんいます。
事例Ⅳ
事例Ⅳも同じですが、まずは過去問を解いてください。
事例Ⅳの解答解説は各予備校で出している解を参考にして大丈夫です。
(但しこれも問題によっては解答が予備校によって別れる場合あります)
新品が欲しい方はTAC出版が安いです。
Amazonは時期によって売切れだったり、需要が多すぎて価格が定価より上がっていたりします。
特に1次試験終了後はそのような傾向ですね。
中古でいい方はメルカリですね、但し最新版が無い場合が多いです。
後過去問の解説見てもわからないという方にとっては下記がお勧めです。
「2022年版改訂版 中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ」
過去問を例にとって、解答のプロセスを細かく解説してくれています。
更に過去問以外の類似問題を解きたいという方には以下がお勧めです。
「30日完成! 事例IV合格点突破」
基本は事例Ⅳも過去問を何回も繰り返す事(事例Ⅳは5年分を3回以上解きたい)が一番合格への近道です。
事例Ⅳに自信が無い方は、50-60点の間を狙う作戦がいいと思います。
捨て問を作って、得点できる問題は必ず得点するようにします。
240点以上であれば、何点でも合格には変わりないので、泥臭く合格を狙いましょう。
事例Ⅱ 番外編
事例Ⅱが苦手な人は是非読んでください。
スモールビジネス・マーケティング
試験委員の岩崎邦彦先生が著者の本になります。
2次試験の参考書ではなく、2次試験の事例Ⅱの考え方の基礎が詰まっている本とでもいえます。
中小企業向けのマーケティングや営業を仕事で行っていないと、考え方がずれてしまう事があります。
この本では中小企業のマーケティングの考え方がわかりやすく記載されています。
今回は厳選した参考書ですが、まだ他にも利用した参考書はありますので、次の機会にご紹介させて頂きます。